妹の家に行った日

午後から妹の家のそばで仕事があった関係で午前休みとして
午前中は、妹の家まで行った。
結婚してすぐの家は、一度おじゃまさせてもらったが、
転居して今の家は初めてであった。

地下鉄から私鉄に乗り換えて、
特急停車駅で降りる。
駅ビルの地下が食料品売場になっていて
トンカツ店だけで三店もひしめきあっていた。
その中の一店で昼食を二人分買って
タクシーに乗って、妹の家まで行った。

わかりにくいところであったが、妹が家の入り口そばまで
来てくれていたので、すぐにわかった。

家に入ってすぐに甥っ子（もうすぐ3ヶ月）と対面。
・・・と思ったら、今寝始めたところだと言う。
残念！と思っていたら、あれは血筋なのか？と思うくらい
愛想のいい甥っ子は、
どうぞ、よくぞいらっしゃいました
とばかりに、目を覚まし、
ニコニコ笑顔で出迎えてくれた。

まだ、クビも座っていない状況ではあるが
甥っ子は彼なりに一生懸命
こちらとコミュニケーションをはかろうと、
言葉にならない声を発して
ニコニコとしながら
ちっちゃな指で、σ(^_^)の人差し指を
ぎゅっとにぎりしめる。
以前よりもドンドン力強くなっている。

また、手よりも足の方が育ってきていて
太ももがだいぶ立派になっていた。
そうやってひとしきりかまってから、
妹と買ってきたヒレカツ弁当で昼飯をした。
その間、妹がかけてくれた伝兵衛氏のCDで
甥っ子はスヤスヤと眠ってくれた。
それから、駅まで買い物に行くという妹と甥っ子と
三人で駅までのんびりと歩いていった。

今日は、今年最高の気温であろう日であり、
真夏日だったので、甥っ子もはじめての半袖を着ての
「外出」となった。
だっこされた甥っ子は、はじめこそ、
目をぱっちりと開けていたが
やがて疲れて、妹の胸の前でぐったりとして寝入ってしまった。

そして駅に着いて妹と甥っ子と別れ仕事に行った。

仕事はそつなくこなして会社に戻り
午後8時まできっちり仕事をして帰宅した。

帰宅してから母から聞いた話では、
妹は、子供との24時間体制の生活で
ややマンネリ気味でうんざりしていたところだったので
σ(^_^)の来訪は、いい気分転換になったようで
ものすごく感謝していたらしい。

こんなことくらいで感謝されるなら、
しょっちゅう行けるわけではないが、
たまには顔を見に行ってあげようと思った。

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