※今日は女性必見かもしれぬ話もあり・・・
ちなみにこの日記はじまって以来の
長文です。(@o@)

昼近くまで寝て昼食を食べてから、
天気が良かったので、散歩をすることにした。

地下鉄の隣の駅まで歩いていったら
思い出したことがあった。

「そういえば、あのケーキ工房に
最近顔を出していない」と!!

それは、ずいぶんと前の日記には
登場しているが、
隣の駅から数分歩いたところに
知り合いの同年代の女性が
ケーキ工房を開いているのである。

ここは、一切店の宣伝をしていない。
チラシもまいてないし
当然(?)HPもない。
どのグルメのナビにも
どのケーキのHPにも載っていない
超穴場中の穴場なのである。

つまり、その工房であのおいしさを
経験した人だけが、
口コミで伝えていくという
なんともおくゆかしい方法で
ファンを広め、あっためている工房である。

知りたい&行ってみたい方は、
最後までお読みの上、
左上の家マークから
σ(^_^)のメールアドレスを
探し出してくれた方のみお教えしましょう。
(但しマスコミ関係と冷やかしは除く)

そこをほとんど1人で切り盛りしている
あっこちゃん(仮名)とは、
知り合った場所は焼鳥屋というのも、
今となっては、なんだか笑える。

もうそれ以来、彼女のケーキのファンである。
知り合ってから3年くらいたつのかな。
仕事で近くまで来ていたときなどは
よく寄っていたし、
以前のオフィスの頃は
誰かの誕生日とか何かあったときは
そこのケーキを買っていったりしていた。
また、舌が肥えている食品業界の方にも
おみやげで持っていったりして
まず、不評を言われることがない
ケーキである。

ただし、ほとんど1人で切り盛りしているので
ショーケースがあって並んでいる
ケーキ店とかのように在庫が豊富とか
一日に何度も同じ商品を製作するのではなく、
少数精鋭のケーキを何種類か作っていて、
なくなったらおしまいという感じで
やっている。
だから、マスコミ関係には一切出せないのだ。

σ(^_^)も友達である以上、
ちょこまかと顔を出したいのだが、
最近は仕事もドタバタしていたのと
その工房のそばのクライアントから
仕事がこなくなったこともあったりして
疎遠になっていた。

夏頃、気が向いたときに一度遊びに行ったら
自宅兼仕事場を建て替えていたので
入るに入れなかった。

そんなこともあって、
ずっと行きそびれていたが
今日は、立て込んだ予定もあるわけでは
なかったので、遊びに行くことにした。

店の前まで行ってびっくりした。
薄いカスタード色の
おしゃれな建物に変身していたのだ。

入り口にはガス灯のような
ランプがかかっていたり
コルクボードのようなものには
写真入りで簡単に
今日のおすすめケーキが説明されていたり。
とにかく、あっこちゃんのセンスの良さに
翻弄された。

そして、おしゃれな引き戸の入り口を
開けて入ってみると・・・
そこには、まるでリフォーム番組に
出てくるような世界が広がっていた。

きれいに整然として広々と構えた厨房部分と、
ちょっと一息つける木で出来た
5席のカウンタースペース。
そして、奥には4人がけで座れる
テーブルが1組あった。

まずは、あっこちゃんに
新装のお祝いを述べて
σ(^_^)の会社でプロデュースした飲料を数本
差し入れして、カウンターに腰掛けた。

σ(^_^)の座ったヨコでは、
1組の同年代よりやや上の夫婦が、
お茶を楽しみながら、
店のつくりとかケーキを楽しんでいた。
初めてM工房に足を踏み入れたらしく、
びっくりしていた様子であった。

σ(^_^)が席について彼女に
アイスティーとかぼちゃのケーキを頼むと
彼女はすかさず聞いてきた。
「けんたくん、アイスティーは、
さっぱりする感じと香りを楽しむのと
どちらがいい?」と。

ここの工房の特徴の一つが
商品名・ブレンド名でお茶を出すのではなく
お客様がどういった気分になりたいかで
商品・ブレンドのお茶を
入れてくれるのである。

そこで、さっぱりしたものをお願いすると
そのやりとりでヨコの夫婦が驚いていた。
「ここって、すごいですね」と。

そして彼女の次にとった行動に
我々一同、驚いてしまった。

σ(^_^)が差し入れした飲み物を
小さなコップにいくつか注ぎ、
「私の友達のけんたくんが
差し入れてくれたので、よかったら
みんなで飲みましょう」と言って
お客とスタッフに配り始めたのだ。

こういうのって、なんだか嬉しかった。

そして、ヨコのお客様にも配られ
率直な意見を聞こうとしたら
みんなが口々においしいと言ってくれた。

σ(^_^)の生まれ育ったところは下町で
あっこちゃんも下町の人だし、
こうしたときにお世辞を言ったりするのは
お互い嫌な人なので
率直に意見を聞けるのだが
遠慮もお世辞もなくみんなに好評で
ほっとした。

発売当初はコンビニにもあったけど
いろいろあって、今はその会社の
自動販売機にしかない旨をみんなに告げると
ヨコの夫婦も「探して買ってみる」
と言ってくれた。
それはそれで思わず嬉しかった。

そうこうしているうちに、
あっこちゃんはケーキを皿に盛りつけ、
σ(^_^)のためにブレンドティーを
作ってくれて
カウンターの前に並べてくれた。

もちろん、お皿もフォークもコップも
それぞれ凝ってるんだろうなあという
もので出してくれた。

味は相変わらずおいしかった。
このおいしさは、文章では伝わらないし
実体験しないと無理だと思う。

σ(^_^)が今回頼んだかぼちゃのケーキは、
カボチャのクリームが何層にも
重なり合っていて、
時には堅めに時にはやわらかめなクリームに
なっていて、
その何層にも重なり合った食感が
なんとも絶妙なのである。

それでいて、しつこすぎないけど
存在感がある感じがするので、
食べていて食べているという実感がしつつ
くどくないけど、じっくり味わえる
おいしさなのである。

ここのケーキの特徴は、
あまりベタなケーキはレギュラーメニューに
なりにくいことである。
でも、ガトーショコラとかは
その時々であったりするし
後でも出すけどバナナのシュークリームが
あったりする。

また、四季の旬を大事にしているので
例えば苺のショートケーキは春にしか出ない。
もちろん、今のようなシーズンでも
苺は食べられるけど、
その果物がもつ本来の季節感を
ものすごく大事にしている。
こうしたことから、
ここに来ると、改めて季節を実感したりする。

また、お店で流れている
フォルクローレも、しっくりときていて
なかなかよかった。

というわけで、関心しきりで食べて
ある程度あっこちゃんと近況を話したりして
一時間くらいお邪魔してから店を出た。

そして、ある人のプレゼントを買いに
銀座まで出たら、歩行者天国で
ウエディングドレスの新郎新婦が
歩いていた。
きっと、そんな結婚式を
二人が希望していたのだろう。
後ろから家族であろう人物など
出席者が続いていた。

そして目的のプレゼントを購入して、
また、そのケーキ工房に戻って
家族に買ったバナナのシュークリームを
包んでもらって帰宅した。

なんだか、うれしさで充実した日であった。

ここまでお読みいただき、
誠にありがとうございました。

カウンター:46810(+63) 10132

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